2013年5月1日水曜日

競争はどこにでもある

 研究所内の競争的資金に応募してみた。僕はまだペーペーの新米だが、研究所に所属してる人間なら誰でも応募資格があるというのだから、応募しない手はない。うちはあまり外部資金(科研費など)の獲得に積極的じゃないのか(?)、だいたいの所属研究者が応募するらしい。個人の裁量で使える予算が得られるというのは、僕みたいな下っ端研究者からすると非常に魅力的である。

 自分が配属されている研究室のテーマとは全く関係無いテーマを応募してもいい。とは言え、どんなテーマでも自由に応募できるわけでもない。反社会的なのはもちろんダメで、防衛関係も書きようによってはアウトなようだ。一応研究所の憲章に沿った内容である必要がある。憲章はざっくりとした概念が書いてあるだけでどのようにも解釈はできるのだけれども。

 ということで、僕は憲章にももちろん沿い、将来的に研究室のテーマに貢献できるような内容を応募した。これまでの人生でも、自分を選ばせる書類の書き方というのはひと通り経験し、それなりの結果を得られたと思っている。僕のこの腕をもってして、この研究所内のツワモノ相手に勝ち残れるかが試されているわけだ。


 …通るといいな、自分の予算ほしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿